カテゴリ:リビングデッド、もしくはゾンビ( 129 )
あなたの微笑みに打ちのめされる
幸せだった。
そう言って微笑んで、貴女は逝った。
その微妙は、まだ、貴女の死顔に貼り付いている。
とても、とても幸福そうな、微笑。

そのあと、ゾンビになって生き返ることが解っているというのに、
どうして貴女はそんなにも、幸福そうに逝けるのか。

もうすぐ、もうすぐ。

じきに、貴女の目が開くだろう。
そのとき、その幸福そうな笑みは消え去るのだろうか。
それとも、それでもその微笑は、
貴女の貌に貼り付いているのだろうか。

その微笑みを、その幸福をもたらした理由が、
僕ではないのだということが、
僕の心を打ちのめす。

貴女がだれを想って逝こうとしていたのか、逝ってしまったのか。
それは結局判らず終いだったけれど、
それが僕でなかったことは、それだけは、確か。

貴女のその罪な微笑みが、
僕に向けられたものではなくて、
僕は打ちひしがれている。

酷い女。

けれど、愛している。愛していた。

他のだれかに向けられたその笑顔に、
その言葉に打ちのめされるぐらいには。


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by zbeat | 2006-10-02 20:42 | リビングデッド、もしくはゾンビ
こっ、これは……!
e0085092_2291260.jpg


ついに日本にもゾンビが………………(笑)!



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言わずと知れた
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by zbeat | 2006-09-28 22:12 | リビングデッド、もしくはゾンビ
Counting Zombies
その昔(言うほど昔じゃない)、
COUNTING CROWSというバンドが居たような、
そんな記憶がそこはかとなくございます。

眠れないときは、羊を数えるとか、
ガンダムを数えるとか申しますけれど。
(いや、ガンダムは数えないだろう。)

私はゾンビが好きなので、ゾンビを数えます。                      
勿論、映像付きで……。

e0085092_2304184.jpgゾンビが1匹……。







                   ゾンビが2匹……。e0085092_2332297.gif









e0085092_2351822.jpgゾンビが3匹……。








               ゾンビが4匹……。e0085092_23111856.jpg








e0085092_2314884.gifゾンビが5匹……。









……楽しくて眠れねぇよ(笑)!!



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by zbeat | 2006-09-22 23:19 | リビングデッド、もしくはゾンビ
そこに愛はあるのかい?
って、何処かで聞いたんだけど、
それがなんの台詞なんだか思い出せない……。

まあ、そんなことはさておき。


『ランド・オブ・ザ・デッド』のビッグ・ダディと、Number 9の間には、
ただならぬ愛が存在すると信じて疑わないのは、私だけでしょうか。

いやいや、そんなはずはありますまい。
あの映画を観れば、きっと皆、同じことを思うはず。
なにしろNumber 9ときたら、ほぼ常に、
ビッグ・ダディに寄り添うかのように、傍らに従っています。
それを言うならブッチャーもそうじゃないかって話ですが、
まさかブッチャーとビッグ・ダディの間に恋が芽生えるとは思えないので、
せいぜい彼は、腹心の部下程度のものでしょう。

そもそも、ビッグ・ダディとブッチャーの小さな恋の物語、なんて、
ごく一部のマニアな方々向けすぎて、
あんまり語る気にも想像する気にもなれません(笑)。
いや、ご要望とあらばしてみても構いませんが、
そんなご要望はあるはずもないと、私は信じております。

なんだか話が逸れてしまいましたが……。
ビッグ・ダディとNumber 9。
ゾンビ界随一のお似合いカップルであると、
根拠も無いのに自信を持って断言させていただきます!

オーディオ・コメンタリーで、ロメロ自身は
なにも言っていなかったじゃないかと思われる向きもあるでしょうが、
ライリーとスラックについて、彼は、
「ロマンスは想像に任せる」といっています。

ということはつまり、ビッグ・ダディとNumber 9のロマンスも、
想像に任されているわけですよ、奥さん。
(奥さんはここを見てねぇよ、多分。)


きっとはじめは、Number 9の切ない片想い。
彼女はビッグ・ダディへの熱き想いを胸に秘めながら、
彼の側につき従っていたことでしょう。
そんな彼女のことを、大勢の仲間たちのひとりとしてしか
捉えていなかったビッグ・ダディも、
健気なまでに自分を慕うNumber 9のことを、
次第に愛おしく思うようになり、いつしかふたりの間には、
揺ぎ無い愛が芽生えたのです。
ああ、なんてエエ話や……。
(自家発電が暴走中。)

ま、↑については当然、私の華麗なる(もちろん自嘲)妄想、
というか、願望なわけですけれども。

だがしかし、Number 9の手を取って、
マシンガンの撃ち方を教えるビッグ・ダディの姿は、
なんだかとっても、愛情と優しさに満ち溢れていたとは思いませんか。
(そうか???)
少なくとも私は、あのシーンで、彼らの愛を確信しました。


が。
ひょっとして、あのふたりの関係、
恋人というよりも、父娘のそれに近いのかもしれない……。
ふたりの年齢は判りませんが、
Number 9は、明らかに20代半ばから後半(推定)の若い女性。
一方のビッグ・ダディは、俳優のユージーン・クラーク氏の年齢と、
"ダディ"という愛称、そしてあの風貌から考えれば、
まあそれなりのお年のはず。

彼らの間に流れる愛が、親子愛であったとしても、
べつになにも不思議じゃないよな……。

……いや、むしろ、ビッグ・ダディはNumber 9のことを
娘のように思っているけれど、Number 9はビッグ・ダディを
父親のように慕いつつも、同時に恋心を抱いていれば良い!
ビッグ・ダディもそんな彼女の想いに気付いていて、
実は自分も密かに彼女を女として見ているくせに
そんな自分の想いを敢えて捩じ伏せていたりなんかする
ビミョーな関係だったりしたら、もっと良い!
萌えて萌えて仕方が無いよ、そんなふたり!!

まあ、彼らがゾンビじゃなくて人間だったら、
そんなふたりには真面目に苛々するだけで、
これっぽっちも萌えないわけだが。
ゾンビだからこその、この萌え。
(ビョーキだ……。)

どんな形をしているか、それは神のみぞ知るけれど、
そこに愛は、あるのです。



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by zbeat | 2006-09-18 01:00 | リビングデッド、もしくはゾンビ
それはまるで責め立てるように
このごろ、たとえようのない焦燥を感じる。
特に理由があるわけで無し、
けれど突然、責め立てるように襲いくる焦燥。
それはやげて、破壊衝動に変わる。
抗い難い、狂おしい衝動。

そんなときあたしは、愛用の古いマシンガンを手に、
古いバイクに跨って、街へ繰り出す。
街といっても、廃墟も同然。
そこに居るのは、ただ獲物を求めて彷徨うだけの、歩く屍。

ゾンビと呼ばれる、その歩く屍たちを的にして、
マシンガンをぶっ放す。ぶっ放し続ける。
手が痛み、そのうち痺れてくるけど、
それで気分が良くなる。
気が済むころには、焦燥も、破壊衝動も、
不思議なくらい、すっかりきれいに消え去っている。

ゾンビといえど、元は人間だったわけだから、
それなら、こんな行為は、倫理的に間違っているのかもしれない。
でも、元は人間といえど、ゾンビはゾンビ。
両親に悖(もと)ることなんて、していないつもりだ。
面白半分、遊び半分に奴らを狩る連中に比べれば、
責め立てられるような衝動に突き動かされているあたしは、
よっぽど健全だ。

さあ、そろそろ出かけよう。
このどうしようもない衝動が、あたしを壊してしまわないうちに。


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by zbeat | 2006-09-01 01:09 | リビングデッド、もしくはゾンビ
日々ずっと気になっていること
キョンシーが有名な『霊幻道士』。
(べつにテンテンちゃんの『幽幻道士』でも良いが。)

物語が佳境に入ると、道士の皆さんは
(あの可愛(かった)テンテンちゃんでさえも)、
必ず自分の歯で指の腹を切って、
お札にサラサラと血文字で呪符を書きますけれども。

ど ん な 鋭 い 歯 を し て い る ん だ (笑)!

普通の人間の歯は、そんなに尖ってなかろう……。
私も少々試してみたことがありますが、
切れるどころか、痕さえも殆どつかない。

アレですか。
中国の道士の方々は、いざというときの為に、
ヤスリかなんかで、歯を研磨しているのか。
それとも、実は(あの可愛(かった)テンテンちゃんでさえも)
超人的に怪力なのか。

絵面としては様になるけど……無理があるよなぁ(笑)。


……ところで、キョンシーって、分類はゾンビで良いですか。



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それにしても
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by zbeat | 2006-08-27 01:12 | リビングデッド、もしくはゾンビ
北へ、南へ
『ランド・オブ・ザ・デッド』のラストシーンで、
主人公たちは、北を目指します。

これって、実はけっこう正しい選択のように思いませんか?

ゾンビは、心臓は動いていない。
つまり、脈も血流も無ければ血圧も無い。
代謝も無い。
体温も無い……というより、外気温がそのまま体温になってしまうはず。
死体と同じ。

と、いうことは、変温動物と同じで、
低温化では、凍りついて動けなくなるでしょう。
何度で凍るのか、それは判りませんが、少なくとも、
水の凍る摂氏0度を切ると、まず満足に動けなくなるのではなかろうか。
マイナス10度ぐらいで、カチンコチンの冷凍マグロ状態か?
冷凍庫なんかでは、もう、絶対に身動きが取れなくなるに違いない。

そうなると、話は簡単。
ゾンビが現れたら、とりあえずは、着込めるだけ着込んで、
巨大冷凍倉庫にでも逃げ込めば良いってことです。
一瞬でゾンビが凍りつくなんてことは無いでしょうか、
暫くの間我慢すればOKです。

とはいえ、電力が落ちれば、いかな巨大冷凍庫も、
そのうちただの蒸し風呂。
ゾンビも復活(しかし腐敗は早そうだ)。
やはりここは、偉大なる自然の力に頼るしかない!

毎日 吹雪 吹雪 氷の世界。
つまり北極、あるいは南極へ向けた、
全人類の民族大移動でございます。
ここなら、ゾンビに襲われる心配は、まずありません。
そもそもゾンビは居なさそうだし、来られなさそうだし、
居ても凍っちゃってます。
まあ人間も、下手したら凍っちゃいます。

しかし、仮に死人が出ても、外に放り出しておきさえすれば、
死人がゾンビになる心配もありません。
というか、ゾンビにはなってるはずですが、
なにしろ凍っているので、人畜無害です。
そのまま転がしておけば問題ありません。
地球の北端と南端で、ものっすごい人口密度が上がりそうですけども。

それならいっそ、ゾンビをマグロ漁船の冷凍庫にでもいっぱい詰めて、
北極と南極に移送してしまえ!
凍ったまま南極もしくは北極の海にでも放り込んでしまえば、
あとは海洋生物に食われるか、海の底に沈んでゆくか、
なんだかよく判りませんが、偉大なる自然の力によって、
まあどうにかして、海の藻屑と消えることでありましょう。
うん。それが良い。

ゾンビを乗せて、北へ、南へ。



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by zbeat | 2006-08-20 20:56 | リビングデッド、もしくはゾンビ
消えていくぬくもり
息絶えた愛人の躰を抱いて、女は、その胸に頬を寄せた。
まだ、温かい。微かに。
左手で愛人の髪を梳きながら、女は、右手の拳銃を握り締める。
この温もりが消えるころ、愛人は再び、目を開くだろう。
人間ではない、別の生物となって。
否、生物とは呼べない何かとなるのだ。

蘇る屍たち。

愛人もまた、その得体のしれないモノと成り果てる。
じきに。

それまでは、この男(ひと)を抱いていよう、と、
消えてゆく温もりに縋りつくように、
息絶えた愛人の躰を抱いて、女は、その胸に頬を寄せた。


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by zbeat | 2006-08-14 23:01 | リビングデッド、もしくはゾンビ
好き嫌いは許しません
人間は、牛だの豚だの鶏だの羊だの、
いろんな動物の肉を食います。
魚も食います。
ゾンビは人間の肉を喰います。

人間は、やれ牛が好きだの、羊は臭いだの、霜降りが好きだの、
鶏軟骨が好きだの、白身魚が好きだの、青魚は嫌いだの、
たくさんの犠牲で食生活を成り立たせていながら、
そりゃもう、我が侭放題です。
(註:私の嗜好とは一切関係ありません(笑))

さて、ゾンビはどうなんでしょう。
人間ならなんでも良いのか?

いろんな意味で話がややこしくなるので、
人種による味の違いはないとして(ありそうだけどね)、
それでも、人間には個体差(個人差)がございます。

ブルース・リーのように、痩せているのに筋肉ばっかり、
何処を切っても脂身なんて無さそうな、
さぞかし固い肉をしているであろう奴。

曙のように、脂肪たっぷりだるんだるんの、
何処を切っても赤身の少なそう~~~な奴。

ミル・マスカラスのように、程好く霜降り、
弾力がありつつも柔らかそうな肉質と思われる奴。

アンダーテイカーやケイン(ともにWWE)のように、
プロテイン(いや寧ろステロイド)という名の添加物たっぷりな奴。


…………どんな例えだ。


(気を取り直して。)
そもそも、体格・体型の差ではなく、年齢や性別によっても、
どう考えても肉の味は異なると思うんですが。
ゾンビたちは、そんなことは気にする様子も無く、
手当たり次第といった風に、人間を喰っているように見受けられます。

まあ、腹が減ってりゃなんでも喰う、それが本能、といえば、
それはそうなんでしょうけども。
本能で生きている(それだけではないが)野生動物にだって、
好き嫌いはございます。
シマウマよりトムソンガゼルが好きとか。
……狩りがし易いとか、そんなこともあるのでしょうが。

しかしそれなら、ゾンビにも……と思うわけで。

とりあえず手当たり次第喰うけれど、
顔に出さない(というか、出ない)だけで、


「やっぱり若い女子(おなご)の肉はエエのう」

とか、

「なんかコイツ、筋っぽくて不味いなあ、ハズレ」

とか、

「力士は脂が乗って美味ぇ美味ぇ」

とか、

「俺、モモ肉よりムネ肉(乳!?)のが好きなんだよね」

とか、

「いやー、実はどうもレバーは苦手で……」

とか、

そんなことを思っているんじゃないかなぁ、ゾンビも。


個人的には、思っていて欲しいです(笑)。



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by zbeat | 2006-08-12 22:26 | リビングデッド、もしくはゾンビ
継ぎはぎだらけの感情
目が覚めた。
次の瞬間、自分が飢(かつ)えていることに気付いた。
ただ、それだけを感じた。
それだけしか感じなかった。

キャンキャンと、なにやら甲高い、鳴き声のようなものが聞こえた。
声のするほうを見ると、小さな檻のなかに、
四つ足の小さな生き物が居た。
短い尻尾を懸命に振って、自分のほうを一心に見つめる、
小さな生き物。
その姿を見て、なにかを感じた。
ような気がした。

自分は飢えている。

だが、その小さな生き物が、自分の腹を満たすそれでないことは、
本能的に悟られた。

自分は飢えている。
餌を探しに行かなくては。
新鮮な獲物。
必要なものは、もう判っている。

強張って不如意な躰を起こし、よろめきながら立ち上がる。
何処へ行けば外に出られるかは、何故か、記憶にある。
玄関の扉に向かって、硬直した脚を引き摺る。

背後では、まだ、あの小さな生き物が鳴いている。
振り返って一瞥をくれると、小さな生き物は、
必死の形相で、さらに激しく甲高い声を上げた。
訴えかけるような瞳で、自分のことを一心に見つめて、
小さな生き物が、小さな檻のなかで、声を上げる。

その様に、再び、なにかを感じる。
今度は確かに。
なんだかよく解らないけれど。
あたたかい。なつかしい。

この生き物を、ここに残してはいけないように思えた。
踵を返し、たどたどしい足取りで、
小さな生き物の、小さな檻へと向かう。
慣れた手つきで(まるで流れるような手つきで)留め金を外し、
ぎこちない動作で小さな生き物を抱き上げる。
小さな生き物は、相変わらず甲高い声で鳴いている。
けれどその声は、先刻までとは違う色のように聞こえた。

小さな生き物が、自分の腕に抱かれて、せわしなく身動きしながら、
自分の唇を、頬を、顎を、その小さな舌で舐め回す。
あたたかい、なつかしい感触を、しっかりと感じた。
なんだかよく解らないけれど、自分は、この小さな生き物のことを、
ずっと昔から、よく知っているような気がした。

死んだはずの男は、未だ死んだまま生きながら、
小さな生き物を、その胸にしっかりと抱いて、
今度こそ、獲物を探しに、
出かけて行った。


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……。
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by zbeat | 2006-08-08 23:55 | リビングデッド、もしくはゾンビ