そこに愛はあるのかい?
って、何処かで聞いたんだけど、
それがなんの台詞なんだか思い出せない……。

まあ、そんなことはさておき。


『ランド・オブ・ザ・デッド』のビッグ・ダディと、Number 9の間には、
ただならぬ愛が存在すると信じて疑わないのは、私だけでしょうか。

いやいや、そんなはずはありますまい。
あの映画を観れば、きっと皆、同じことを思うはず。
なにしろNumber 9ときたら、ほぼ常に、
ビッグ・ダディに寄り添うかのように、傍らに従っています。
それを言うならブッチャーもそうじゃないかって話ですが、
まさかブッチャーとビッグ・ダディの間に恋が芽生えるとは思えないので、
せいぜい彼は、腹心の部下程度のものでしょう。

そもそも、ビッグ・ダディとブッチャーの小さな恋の物語、なんて、
ごく一部のマニアな方々向けすぎて、
あんまり語る気にも想像する気にもなれません(笑)。
いや、ご要望とあらばしてみても構いませんが、
そんなご要望はあるはずもないと、私は信じております。

なんだか話が逸れてしまいましたが……。
ビッグ・ダディとNumber 9。
ゾンビ界随一のお似合いカップルであると、
根拠も無いのに自信を持って断言させていただきます!

オーディオ・コメンタリーで、ロメロ自身は
なにも言っていなかったじゃないかと思われる向きもあるでしょうが、
ライリーとスラックについて、彼は、
「ロマンスは想像に任せる」といっています。

ということはつまり、ビッグ・ダディとNumber 9のロマンスも、
想像に任されているわけですよ、奥さん。
(奥さんはここを見てねぇよ、多分。)


きっとはじめは、Number 9の切ない片想い。
彼女はビッグ・ダディへの熱き想いを胸に秘めながら、
彼の側につき従っていたことでしょう。
そんな彼女のことを、大勢の仲間たちのひとりとしてしか
捉えていなかったビッグ・ダディも、
健気なまでに自分を慕うNumber 9のことを、
次第に愛おしく思うようになり、いつしかふたりの間には、
揺ぎ無い愛が芽生えたのです。
ああ、なんてエエ話や……。
(自家発電が暴走中。)

ま、↑については当然、私の華麗なる(もちろん自嘲)妄想、
というか、願望なわけですけれども。

だがしかし、Number 9の手を取って、
マシンガンの撃ち方を教えるビッグ・ダディの姿は、
なんだかとっても、愛情と優しさに満ち溢れていたとは思いませんか。
(そうか???)
少なくとも私は、あのシーンで、彼らの愛を確信しました。


が。
ひょっとして、あのふたりの関係、
恋人というよりも、父娘のそれに近いのかもしれない……。
ふたりの年齢は判りませんが、
Number 9は、明らかに20代半ばから後半(推定)の若い女性。
一方のビッグ・ダディは、俳優のユージーン・クラーク氏の年齢と、
"ダディ"という愛称、そしてあの風貌から考えれば、
まあそれなりのお年のはず。

彼らの間に流れる愛が、親子愛であったとしても、
べつになにも不思議じゃないよな……。

……いや、むしろ、ビッグ・ダディはNumber 9のことを
娘のように思っているけれど、Number 9はビッグ・ダディを
父親のように慕いつつも、同時に恋心を抱いていれば良い!
ビッグ・ダディもそんな彼女の想いに気付いていて、
実は自分も密かに彼女を女として見ているくせに
そんな自分の想いを敢えて捩じ伏せていたりなんかする
ビミョーな関係だったりしたら、もっと良い!
萌えて萌えて仕方が無いよ、そんなふたり!!

まあ、彼らがゾンビじゃなくて人間だったら、
そんなふたりには真面目に苛々するだけで、
これっぽっちも萌えないわけだが。
ゾンビだからこその、この萌え。
(ビョーキだ……。)

どんな形をしているか、それは神のみぞ知るけれど、
そこに愛は、あるのです。



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by zbeat | 2006-09-18 01:00 | リビングデッド、もしくはゾンビ
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