北へ、南へ
『ランド・オブ・ザ・デッド』のラストシーンで、
主人公たちは、北を目指します。

これって、実はけっこう正しい選択のように思いませんか?

ゾンビは、心臓は動いていない。
つまり、脈も血流も無ければ血圧も無い。
代謝も無い。
体温も無い……というより、外気温がそのまま体温になってしまうはず。
死体と同じ。

と、いうことは、変温動物と同じで、
低温化では、凍りついて動けなくなるでしょう。
何度で凍るのか、それは判りませんが、少なくとも、
水の凍る摂氏0度を切ると、まず満足に動けなくなるのではなかろうか。
マイナス10度ぐらいで、カチンコチンの冷凍マグロ状態か?
冷凍庫なんかでは、もう、絶対に身動きが取れなくなるに違いない。

そうなると、話は簡単。
ゾンビが現れたら、とりあえずは、着込めるだけ着込んで、
巨大冷凍倉庫にでも逃げ込めば良いってことです。
一瞬でゾンビが凍りつくなんてことは無いでしょうか、
暫くの間我慢すればOKです。

とはいえ、電力が落ちれば、いかな巨大冷凍庫も、
そのうちただの蒸し風呂。
ゾンビも復活(しかし腐敗は早そうだ)。
やはりここは、偉大なる自然の力に頼るしかない!

毎日 吹雪 吹雪 氷の世界。
つまり北極、あるいは南極へ向けた、
全人類の民族大移動でございます。
ここなら、ゾンビに襲われる心配は、まずありません。
そもそもゾンビは居なさそうだし、来られなさそうだし、
居ても凍っちゃってます。
まあ人間も、下手したら凍っちゃいます。

しかし、仮に死人が出ても、外に放り出しておきさえすれば、
死人がゾンビになる心配もありません。
というか、ゾンビにはなってるはずですが、
なにしろ凍っているので、人畜無害です。
そのまま転がしておけば問題ありません。
地球の北端と南端で、ものっすごい人口密度が上がりそうですけども。

それならいっそ、ゾンビをマグロ漁船の冷凍庫にでもいっぱい詰めて、
北極と南極に移送してしまえ!
凍ったまま南極もしくは北極の海にでも放り込んでしまえば、
あとは海洋生物に食われるか、海の底に沈んでゆくか、
なんだかよく判りませんが、偉大なる自然の力によって、
まあどうにかして、海の藻屑と消えることでありましょう。
うん。それが良い。

ゾンビを乗せて、北へ、南へ。



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by zbeat | 2006-08-20 20:56 | リビングデッド、もしくはゾンビ
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