目指せ、暗黒の塔
原書では既に完結している、スティーヴン・キングの
『ダーク・タワー』シリーズが、2005年11月から、
新潮文庫で刊行され始めて、4ヶ月。
2月末で4作目、『魔道師と水晶球』。

ようやっと。
角川書店から既刊のハードカバーに追いつきました。
まあ、加筆訂正がなされているわけではありますが。
……やっとやっと、今月末から、新しいお話が読める。
そう思うと、なんともはや、長い年月だったなー、
などと思ってしまいます。

長い年月だっただけに、『ガンスリンガー』を読み始めて、
殆どすっかりお話を忘れかけていたことに気が付きました(笑)。
月刊誌の、しかもよく休載する漫画家さんのコミックスの
新刊が出たときと良く似た気分です。
「駄目だ、前巻までの話を忘れた……」と、前巻を手に取り、
前巻の話も忘れていて、前々巻を手に取り、
それも忘れていて、さらに遡り、結局1巻から読み直すような。
そんな気分。

ああもう、『多重人格探偵サイコ』とか、『多重人格探偵サイコ』とか、
『多重人格探偵サイコ』とか、あと、『多重人格探偵サイコ』!!


何処がどう”加筆”され、”訂正”されたのやら判りません……。

が、そうは言っても、やっぱり嬉しい、『ダーク・タワー』。
思えば私は、『ガンスリンガー』で、
スティーヴン・キングの世界と出会ったのでした。
ありがとう、ローランド・デスチェイン。

カスバート・オールグッドが大好きなので、
これからまた、ローランドの過去が明らかになってゆくにつれて、
必然的に、カスバートに関する物語も語られるのではないかと、
わりと期待しております(乙女ちっく発言)。

そんなわけで、新刊の発売まで、じっくりじっくり、
何度も読み返す日々が続くのでございますが。

ただひとつ、個人的に、とても残念なことがあります。

せっかくの大巨編ファンタジーなのだがら、
いきなり文庫ではなく、ハードカバーで刊行して欲しかった!
ハードカバーの単行本の、あのどっしり感、存在感。
「これぞ大巨編!」と、これでもかとばかりに
力強く主張してくれるハードカバーが、私は大好きです。
……まあ、たしかに場所には困りますけども(苦笑)。

だから、すんなりあっさり文庫で刊行されてしまうのが、
ちょいと寂しかったり。
やっぱりファンタジーはハードカバーがいちばん。
だが『ハリー・ポッター』は読まない、絶対に、間違い無く。

何はともあれ、次刊、『カーラの狼』が楽しみです。



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by zbeat | 2006-03-05 22:08 | スティーヴン・キング
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