眠れぬ夜は
眠れぬ夜は、ゾンビについて考えよう。


死にながら、生きながら、彼等はなにを感じるのだろう。

記憶の欠片(かけら)を持っているとするならば、

旧知の人間に喰らいつきながら、
なにがしかの懐かしさを覚えることもあるのだろうか。

想い出の場所を彷徨いながら、
戻りえぬ過去の匂いを嗅ぎつけることもあるのだろうか。

永久(とわ)に満たされることのない飢餓感を抱えながら、
己の身の不幸を嘆くこともあるのだろうか。

あるいは、それらは皆、漠として、
朧げな現実でさえないのだろうか。


僅かばかりの脳髄だけが、
己を生かし続けていることに、
彼等は気づく由も無く。


眼前にただ広がる世界に、彼等はなにを思うのだろう。



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by zbeat | 2006-01-10 04:29 | リビングデッド、もしくはゾンビ
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