King of Kings
キャッスルロックよ永遠に」で述べたように、
私はスティーヴン・キングが大好きです。

が、「キング作品でいちばん好きなのは?」と訊かれると、
どうにも返答に窮してしまいます。
好きな作品が多すぎて。

そこで私は、卑怯にも、そのときどきで、
相手によって”いちばん好きな作品”を使い分けることにしています。
要するに、相手の嗜好を窺って、
それに即した作品の名前を挙げるわけです。

例えば、相手がファンタジーを好むなら、
『タリスマン』や『暗黒の塔』、
SFを好むなら、
『トミー・ノッカーズ』や『スタンド』、
ホラーやオカルトを好むなら、
『キャリー』や『クリスティーン』、『デスペレーション』、
スリラーを好むなら、
『ミザリー』、『クージョ』、
感動的なお話を好むなら、
『グリーンマイル』、『スタンド・バイ・ミー』、
といった具合です。

そうして名前を挙げる作品は、勿論、
私が本当に好きな、面白いと思っている作品です。
そこに偽りはありません。
けれども、本当に”いちばん好きな”作品かと問われると、
実はこれっぽっちの自信も無かったりします。
いや、大好きなことに変わりは無いんですけども。
しかし、”いちばん”となると、やっぱり困ってしまいます。

まあ、それは、なによりも、単(ひとえ)に
好きな作品の数が多すぎるが故、ではあるのですが。
そうは言っても、”いちばん好きな作家”なのに、
”いちばん好きな作品”を上げられないのは、
なんだか格好つけているだけの、イタイ人みたいです。
かといって、「どれも好きだから決められない」なんて言うのは、
知ったかぶりなだけの、これまたイタイ人みたいです。

というか、そもそも、そんなことを言ったら、
それこそ大嘘です。
嫌い、とは言わずとも、”好きではない”、あるいは、
”面白くない”というレベルであれば、
そういった作品は、正直、わりとあります。
あれだけ著作があれば、まあ、そんなもんです。

しかしながら、相手に合わせていちばん好きな作品を挙げる、
というのも、質問者はともかく、
著者であるスティーヴンキングに対して、
大変不誠実な行為であるように思えてなりません。

そのようなわけで、”いちばん好き”な
スティーヴン・キングの作品を、改めて考えてみましたが……。
結果、失敗に終わりました。
やはり、ひとつには絞り切れないようです。
無理です。
”BEST 5”のような、順位すらつけられません。
(それができれば、”いちばん”も挙がりますしね、必然的に。)

ということで、なんだか相変わらず非常に纏まりがありませんが、
私のなかの、”いちばん好きなスティーヴン・キング作品”の
候補を挙げることにします。
(順不同、思いつくまま。)

ローズ・マダー
神々のワードプロセッサ
死のロングウォーク
ニードフル・シングズ
例のあの感覚、 フランス語でしか言えないあの感覚
ドロレス・クレイボーン
いかしたバンドのいる街で
クージョ
キャリー
ゴーサムカフェで昼食を
ハイスクール・パニック
グリーンマイル
ダーク・ハーフ
ダーク・タワー

いちばんは、皆様からの投票で選びたいと思います(嘘)。



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by zbeat | 2005-12-12 19:59 | スティーヴン・キング
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